2011年10月28日

有効なデバイスが見つかりませんでした。

ExPrime Server R-200-GPというサーバーにCentOS5.5をインストールしようとした時、

パーティションの設定のとこで、

有効なデバイスが見つかりませんでした。ハードウェアの構成を見直せ的なメッセージが出て進まなくなった。

ずいぶん前にも同じようなことがあった気がする。

その時は、確かIDEモードに切り替えたらうまくいった記憶がある。

大体、こういうものはAHCIかRAIDが絡んでることが多い。

ということでBIOSの設定画面にて、AHCI SATA Controllerの項目をチェック。意味は合っているかは分からないが大体こんな感じだと思う。

Disabled IDEデバイスとして扱うLegacyモード。
Compatibility IDEモード。Windows2000以前の古いOS用
Enhanced IDEモード。Windows2000以降のOS向け
AHCI SATAモード。Serial ATA HDD本来のパフォーマンスが得られる。NCQ対応。
RAID Mode RAIDを使用するならこのモード。NCQ対応。


デフォルトはRAIDになっていた。以前はIDEモードに変えればうまくいったから、Disabledにでもしようかと思ったが、

今更IDEはないよなぁーと思って、AHCIにやってみた。

再起動すると、BIOS起動時にRAIDコンフィギュレーション画面が表示されなくなった。

OSのインストールも出来た。やっぱり、AHCIかRAID絡みだったか。

何だか、久々にAHCIという言葉に触れたので簡単にまとめてみる。

【AHCI】
Serial ATA2(シリアルATA2)で採用された、Serial ATAネイティブのインターフェース仕様。
SATAの時はIDEとの互換性が残っていたが、SATA2からは潜在力を発揮するために互換性がなくなった。

【SATA】
ATA系のHDD。SASなどのSCSI系のHDDもある。
転送速度によって、SATAが150MB/s、SATA2が300MB/s(3Gbps)でSATA3が600MB/s(6Gbps)と名称が変わる。

HDDについて分かりやすかったサイト。もはやIDEのことはあまり触れられなくなってるなぁ。

http://buffalo.jp/products/catalog/storage/serial_ata/

http://h50146.www5.hp.com/products/servers/proliant/storage/sata_sas.html

http://enterprisezine.jp/article/detail/112?p=2
posted by hana at 10:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 用語解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする