libmysqlclient.so.XXがないよなど怒られることがある。
今まで良く分からずに、MySQL-libsなど色々とyumで突っ込んでみてたが、
それでもうまく行かなかったので、ちょっと調べてみた。
まず、そもそもlibmysqlclient.so.XXって何なんのか?と以前からの疑問だったのだが、
これらは、「共有クライアントライブラリ」というものらしい。
で、過去のMySQLのバージョン分も含めてそれらは、MySQL-shared, MySQL-shared-compatに入っている。
MySQL-5.5.6からは、MySQL-shared-compatは過去分のみの提供らしいので、
現行版も入れるには、MySQL-sharedと両方のインストールが必要。
で、これらをインストールすると、
# ls /usr/lib64/mysql/libmysqlclient*
に格納されている。
また、同時に以下の過去バージョンのMySQL共有クライアントライブラリもインストールされます。
MySQL 5.1.68-1 : libmysqlclient.so.16, libmysqlclient_r.so.16 等
MySQL 5.0.96-1 : libmysqlclient.so.15, libmysqlclient_r.so.15 等
MySQL 4.1.23-0 : libmysqlclient.so.14, libmysqlclient_r.so.14 等
MySQL 4.0.27-0 : libmysqlclient.so.12, libmysqlclient_r.so.12 等
これで、過去のクライアントライブラリを必要とするものがあっても、その依存関係を壊すことなく
MySQLのアップグレードが出来るということですね。
いやー。もっと早くちゃんと調べてみれば良かったです。