2009年10月20日

OP25B(Outbound Port 25 Blocking)

OP25Bの存在は知っていたが、恥ずかしながら解釈をずっと間違えていた。

最近、自宅サーバーをたてた際に、SMTPだけうまくいかなくてはまっていた。

その際、OP25Bに出くわして改めて調べていて判明した。

まず、どういう勘違いをしていたかというと、自分はメールサーバー自身のport番号が25 -> 587に変更されているから送信できないのだと思い込んでいた。

でも、そうではなくてISP網内で弾かれており、外部のメールサーバーを利用する場合は、そこにたどり着く前に弾かれていたということだった。

今回のISPはOCNなので、調べてみた。関係ある部分を抜粋。

1.送信メールサーバが他社プロバイダ(ISP)やアプリケーションサービスプロバイダ(ASP)のメールサーバの場合

他社プロバイダ(ISP)やアプリケーションサービスプロバイダ(ASP)のメールサーバをご利用の場合は、
メール投稿ポート(サブミッションポート、587番ポートと呼ぶ場合があります)を使用してメールを送信してください。
設定方法はプロバイダによって異なりますので、ご利用のプロバイダにお問い合わせください。


2.OCN から動的IPアドレスを割り当てられた独自構築のメールサーバの場合

独自構築したメールサーバを使用したい場合は、OCN のメールサーバを経由させるか、固定IPアドレスを使用してメールを送信してください。
なお、独自構築サーバの設定方法および固定IPアドレスの設定方法については、OCN ではサポートしておりません。


尚、これらの制限には前提条件があって、OP25Bの対象となるのは、動的IPアドレスの場合だけだ!

これで納得がいった。

同じISPで、同じメールサーバーを使っているのに、なぜ場所によってport番号の設定が違うのかがずーっと疑問だった。

固定IPと動的IPの差だったのか。

しかも、2.の場合を読んで、今、構築しているサーバーの要件を満たすには固定IPが必要ということも分かった。

専用レンタルサーバーの契約をけちって、自宅サーバー立てようと思ったのに、結局固定IP代金が必要ということか。。。

調べたところ値段変わらないし。。。何だか虚しさを感じた。。。
posted by hana at 09:51| Comment(0) | TrackBack(0) | メール関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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